inamura-米作りの方々との出会い-
稲村。いなむら。
はじめて聞きました。
お米の稲刈りの後に作るおうち。
なぜ作ると思いますか?
それは春まで人々の目を楽しませるため
とコケキチ農園の滝野さんから教えてもらいました。
誰が見るかもわからなくても作ることで、人だけでなく、鳥や虫、空からもこの稲村は楽しませているのかなぁと。
SNSも全て載せる必要もなかったり、誰が見てるのかわからないけれど、いつも見て楽しませてもらっていると言われ、すごく嬉しい。
いつどこで誰が見てるかはわからないけれど、誰かに届くといいな、、、と言うより、実は自分のその時の思いを残したり語言化させてもらっている。
人と話すことももちろん、エネルギーはまわっていく。
私はどちらも好きだけれど。
読み返すと、誰が書いたんですかとおもうことがある。
滝野さんは1人の時はどうなのかわからないけれど、いつも
休もう
やすみやすみやろう
と率先して休んでいる
私も一緒に脱穀後の竹やワラを運ぶ手を休めて寝転がる。
どうしてハゼかけをするのか
聞いてみた
手間暇かけるとなんとなく美味しいんだろうけれど、
本当の理由は知らなかった
滝野さんいわく
ハゼかけしてるとしてないでは全く違う
という
なぜなら刈りたてはみずみずしい
それを逆さにして天日干しすることで、その茎の美味しい養分がお米の方にいくのだ
なるほど。
今は機械がお米までとってしまう一石二鳥的なのが主流で、稲を刈って束ねる機械はなかなか見つからないらしい、、。
機械が調子悪いので、滝野さんは探しています。
まわりにまわってきますように。
別日に乾いた竹運びと蕎麦の脱穀をした。
午前中しか手伝えないのにまず、いもをアルミホイルで包んでと言う。
寒いから作業中に焼き芋をするらしい。
すっかり心はほくほくです。
蕎麦の実はそんなに多くないので手作業で。
こんなに近くで見たことない。
これを蕎麦にするにはどれだけ量がいるのか。蕎麦へ想いを馳せる。なかなか馳せたことない笑
この蕎麦の実を煎るとダッタン蕎麦茶になるらしい。よくバイトの釜飯屋さんで出てたなぁ、、。その頃はダッタン蕎麦なんてワードがわからなかった。
コケキチの焼き芋はなんと3種
さつまいも
さといも
きくいも
どれもおいしい。
ほくほく、とろとろ、あつあつ。
こちらは稲村にかぶせる帽子
こちらはコケキチ倉庫にいた神さま。
海外に行ってたときのらしい。
絵になる大量のトウガン
わら運びは、土壁作りの人が藁を使うらしく道路の方へとにかく運ぶ。
体力テストのシャトルランを思い出す。
八丈島でよく歩いていたので、歩くことが楽しくなって距離的な感覚がマヒしている気がする笑
帰りには彩雲とやらも見られて遮るもののない広い空が見られることに幸せを感じる。
今年はふみちゃんの田んぼにもおじゃました。
ふみちゃんがかっこいい。
1日かけておわったあとは、カフェwaさんで茶をしばきました。
おしゃべりしながら楽しい作業。
さえさんの康晴農楽園の大根抜き放題もできて、今年もなんだかついてます♡
葉っぱまで美味しい
ハゼかけして脱穀したお米
残った竹で遊んでる。
心地がいいんだね。
私もだよ。
色んな農家さんがいて、イベント的にみんなの手を借りたりする。
その後片付けは一人でやっていることが多く見える、私は片付けまで出来ることはしたい。
見えない作業は何でもあるけれど、それがちょこっとわかった時なんだか一歩また近くなる気がする。
尊敬する農家さんたち、いつもありがとうございます。
星の木も畑ほそーく頑張ってます。
久しぶりの収穫。
やはり楽しい。
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